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残り147羽、NZの飛べない鳥カカポに「記録的な繁殖期」

残り147羽、NZの飛べない鳥カカポに「記録的な繁殖期」 (1)

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六浦藩 ★ [ID](発起人)

Yahoo!ニュース

 ニュージーランドの南島沖に、コッドフィッシュ島(マオリ語でウェヌア・ホウ)という島がある。その島に建つ小屋の冷蔵庫には、カカポの未来が垣間見える表が掲げられている。

 カカポ(和名:フクロウオウム、学名:Strigops habroptila)とは、希少種の飛べないオウムで、ニュージーランドの固有種だ。表には、現在生き残っているすべての繁殖可能なメスのカカポがリストアップされている。その数わずか50羽。すべての個体にパール、マラマ、ホキなどの名がつけられ、それぞれが産んだ卵の状態が描かれる。孵化可能な卵にはニコニコマークが、孵化できない卵には横線が一本、孵化した卵には翼と足、死んだものにはX印が書き加えられる。

「かわいがるなというほうが無理」
 カカポはかなり変わった鳥だ。世界で唯一の飛べないオウムで、夜行性。体重4キロの体で地上をよたよたと歩く。敵に見つかると、その場で固まって動けなくなる。緑色のまだら模様は森の中で身を隠すのに適しており、太めのくちばしは顔をコミカルに見せる。
 かつてはニュージーランドに数多く生息していたが、人間が島に持ち込んだネズミやネコ、オコジョに、卵やひな、飛べない成鳥までもが捕食されて激減した。現在生存している成鳥の数はわずか147羽だが、1990年代半ばには51羽まで減少していたのを、保全努力によってここまで回復させた。その147羽は全て、天敵のいない3つの島へ移されている。

 個体数の回復には大変な労力が必要とされる。カカポのエサとなるリムの木がたわわに実をつけるのが2~4年に一度という長い周期なため、カカポの繁殖期もそれに合わせて数年に一度しか訪れない。また実際に卵を産んでも、孵化するのは半数以下だ。個体数の減少による近親交配が原因とみられている。2016年には、メスは122個の卵を産んだが、そのうち巣立ちまで成長したのは34羽だけだった。

 今シーズンは、2018年12月末からメスが218個の卵を産み、52羽のひなが孵った。前回の繁殖期の記録を既に上回っている。「近年では記録的な数です。これほどの成功は今までありませんでした」と、ディグビー氏は言う。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190308-00010000-nknatiogeo-sctch

集中治療室並みの体制
 成鳥まで生きられる卵の数をできるだけ多く増やすために、カカポ回復プログラムは最新技術を取り入れている。

 今シーズンのプログラムの中心となったのは、カカポを追跡できる発信器だ。これをすべての個体に、リュックサックのように背負わせた。おかげで、レンジャーが森で監視していなくても、どのオスがどのメスと交尾したか、またどれくらい激しく体を動かしているかがわかる。

 孵化可能な卵は巣から取り出して、各島にある専用の部屋の人工孵卵器に入れられ、その中で孵化させる。空になった巣には、3Dプリンターで作られたスマートエッグを入れておく。このスマートエッグは特別な音を発する。母親がその音を聞くと、ひなの誕生が近づいていると理解して、準備を始める。そこへ、孵卵器で孵化したばかりのひなを戻してやる。一部のひなは、巣に戻さずに人間の手で育てる。ひながいないと、メスは同じ繁殖期内にもう一度巣作りを始めるためだ。

 さらに、最近行われた全個体のゲノム解析を基に、遺伝的に重要なオスの精子を採取して人工授精にも取り組んでいる。島の反対側で待つメスの元へ精子を届けるためには、ドローンが使われた。

今の状況に追い込んだのは私たち
 カカポ回復プログラムのフェイスブックページでは、5万3000人のフォロワーが冷蔵庫の表が更新されるのを待ちわびている。アリソン・バランス氏のポッドキャストは、ラジオ・ニュージーランドで最もよく聴かれている番組のひとつだという。

 カカポ回復プログラムでンガイ・タフ・マオリ族の代表を務めるタネ・デイビス氏は、マオリ族の祖先にとってカカポは貴重な資源だったと語る。かつて人々はカカポを狩り、その肉や羽根、皮を利用していた。「私たちの部族にとっては、とても重要な存在です。カカポが与えてくれたものへ敬意を抱いているので、私たちはこの鳥を大切にします」

 バランス氏は、カカポの進化的特徴と、その生き残りが人間の手にかかっているという事実が人気の秘密ではないかと語る。「カカポを今の状況に追い込んだのは私たち人間であり、私たちはそれを正さなければならないという道義的責任を感じます」

文=Sarah Feldberg/訳=ルーバー荒井ハンナ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190308-00010000-nknatiogeo-sctch&p=2
https://amd.c.yimg.jp/amd/20190308-00010000-nknatiogeo-000-1-view.jpg

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